【ORASシングル】ストーリーを進めていなかったせいでメガシンカできず6-1予選落ち構築【りるおふ!使用構築】
真皇杯北海道予選である第四回りるおふに参加したときの構築です。
真の対面パは「引かない」
六世代シングルで主流となっているサイクルゲーでは、交換読みなどの不確定要素が多く勝率が安定しないことが自分の中でネックでした。
そこで五世代の様な高火力で対面から殴ってるだけで勝てる、そういったPTを目指して考えたのがこの構築のスタートです。
結果的に相手に依存しないプレイングができる非常に前のめりで自分好みの構築になりました。
加えて、できるだけ「切る」構築が少なくなるように組むことができた点も大いに満足しています。
◇PT概要
209(228)-161(252)-100-×-100-114(28)
捨て身タックル/グロウパンチ/不意打ち/炎のパンチ
■バシャーモ@命の珠 加速
155-145(36)-90-178(252)-81-128(220)
飛び膝蹴り/オーバーヒート/めざめるパワー氷/守る
■ガブリアス@拘り鉢巻 鮫肌
189-200(252)-115-×-106-154(252)
逆鱗/地震/寝言/ダブルチョップ
■ファイアロー@鋭い嘴 疾風の翼
163(76)-146(252)-92(4)-×-90(4)-168(172)
ブレイブバード/剣の舞/羽休め/挑発
■マンムー@気合の襷 厚い脂肪
185-182(252)-100-×-81(4)-145(252)
氷柱張り/地震/氷の礫/地割れ
207(252)-×-183(252)-110-135-106(4)
熱湯/瞑想/吠える/眠る
◇構築解説
殴り勝つ構築を考えたときに、初めに目をつけたのがメガガルーラ+広火力高速物理アタッカーの組み合わせ。
現在物理受けとして主に用いられていて、ガルーラが後出しをされるクレセリアスイクンカバルドン等は意地っ張りガルーラのグロウパンチ+捨て身タックルを受け切ることができない点に注目。
そこでガルーラで相手の物理受けを崩してもらい、後続の物理アタッカーで残りの二体を処理する、5世代のガブリアス+オノノクスの様な役割集中を目指した。
その役割を担うアタッカーとして、まず広範囲に役割を持てる珠バシャーモの採用を考えた。
続いて、バシャーモが出しにくいマリルリやファイアローへの選出として鉢巻ガブリアスを組み込んだ。
そして物理アタッカーの補完としてファイアローとマンムー、最後にバトンや受け主体の構築への回答としてスイクンが入ってきた。
オフでは殆どの試合でガルーラを初手に出し、後続にアタッカー二体(スイクンは一度も選出しなかった)、という構築段階で考えた通りの選出ができた。
◇個別解説
前述したようにグロウパンチ+捨て身タックルで相手の物理受けポケモンを削り後続の一貫を作る。
積極的にグロウパンチを打つために不意打ちも確定。具体的には初手にガブリアスやランドロス等と対面した場合、グロウパンチ+不意打ちで縛れるので躊躇せずに技を選択できるようになる。
ラスト1枠の候補としては冷凍パンチ、炎のパンチが考えられる(猫騙しではガルーラで倒せる範囲が広がらず、構築のコンセプトに合わないため除外)。
冷凍パンチを採用するとグロパン後に相打ちにならずにカバルドンを倒せたり、ボーマンダを削ったりできるのに対し、炎のパンチならハッサムやナットレイを飛ばすことができる。
どちらが良いかの結論はまだ出ていないが、今回はガルーラのこの技があまり意識されていないという不意打ち性能も期待して炎のパンチを採用。
配分はゴツメクレセリアにグロパン+捨て身を打った際に生存できるくらいの耐久を確保したもの。
ガルーラで場を荒らした後に出して全抜きを狙う。
そのため技構成は倒せる範囲が最も広がる3ウエポン。
格闘技については、全抜きを狙う上で無駄な択を生んでしまう馬鹿力はこの構築にはマッチしないと思い、飛び膝蹴りを採用。
性格を無邪気にすることで加速一回でメガミミロップまで抜くことができるが、火力を重視しゲッコウガ抜きまでのうっかりや個体を使用した。
主に相手の構築にファイアローやマリルリなどが見えて、バシャーモを選出しにくい時に投げるポケモン。
後出しクレセリアやカバルドンに対する受け出しを許してしまう陽気はこの構築の趣旨に合わないと思い意地っ張り鉢巻。
逆鱗地震までは確定で、残り二枠には初手の襷キノガッサを葬れるダブルチョップ、猫の手構築に対する抵抗となり得る寝言を採用。
ガルーラの不意打ちやマンムーの礫、またスイクンのゴツゴツメットと併せて様々な範囲を誤魔化せる。
また、メガヤミラミ入りや、リザY入りの晴れ構築に対する崩しも期待している。
メガヤミラミ、クレセリアを起点にできる様に剣舞羽休めの構成。
相手のガルーラを処理する際に不意打ちを受けたくない為、素早さを最速100族抜きまで振った。
ボルトロスに強い電気無効枠。
グロウパンチガルーラが相手のガブリアスやマンムーにステルスロックを撒く隙を与えないポケモンであることを利用し(ステロから入った場合はグロウパンチの起点)、襷持ちではあるが後続に置くことが多い。
受けポケモンのゴツゴツメットを落とし、後続のガルーラの起点をつくれる叩き落とすも技候補に入るが、今回はより多くの構築に対し勝ち筋を残すことを重視し地割れを採用。
地割れを採用することでピクシーで詰まなくなったり、メガヤドラン入りの受けループなどに対してワンチャンスが生まれたりする。
構築単位でそこそこ辛いヒードランとキノガッサに隙を見せてはならないので陽気最速。
構築唯一の受け指向のポケモン。
クレセリア+スイクンのような受けが複数いて突破が厳しそうな構築、殴り合いでは分が悪いと判断した際に主に選出する。
従って技構成は瞑想吠える熱湯眠るの4つで確定。
また、上記の五体では辛いバトン構築に対する誤魔化しにもなる。
りるおふは第一回、第二回と出場してどちらも優勝しているので、当然今回も優勝するつもりで臨みました。(第三回は不参加)
結果は6-1で予選落ち。
ORASのストーリーを進めておらず、メガバングルを所持していなかったせいでメガシンカできずに負けた初戦の一敗に泣かされる結果になりました。
2戦目以降は見学の方にロムをお借りし、全勝。
非常に悔いが残る結果となってしまいました。
■参考にさせて頂いたブログ